傘は紀元前1400年頃、現在のイラクの辺りで使われ始めたと言われています。
雨の少い乾燥地域で傘?と思われますが、実は傘は傘でも「日傘」だったので、英語の「umbrella」のもともとの意味は「小さな影」だそうで身分の高い人や女性が強い日差しを避けるためのものでした。
現在のように雨傘としての使用が広がったのは18世紀に入ってから、その頃はまだ男性は「傘などという軟弱な小道具には手を出さない」とつっぱっていましたが、そんな男性たちが雨傘を使用するようになるのは、イギリス人のジョナス・ハンウェィが雨傘をつかい続けたおかげです。彼のおかけで雨傘の実用性と経済性が次第に認識されていき、そのスタイルは「ハンウェィ風」と言われるほど流行し、今では雨傘は英国紳士のシンボルと言われるようにまでなったそうです。世間の風潮を気にせず自分を貫いたハンウェィの意志の強さには驚きと感謝ですね♪

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