フィンランドにおける青少年問題と施策(視察日誌)

宮本みち子プロジェクト 社会的包括研究会の皆さんのお荷物になりながら,現在フィンランドはヘルシンキの空の下です
詳細報告をする元気は残っていないので、取り急ぎ、写真報告を中心に

19日の夜に各自ヘルシンキ入り
皆、メンバーは忙しい人ばかりなので、飛行機もバラバラ

20日の朝食の時、顔合わせしたような状態
イギリスのリーズから法政大学の平塚さん、通訳のペトリさんと合流
10〜11時全体ミーティングをして、役割分担などを行い
11時すぎの列車で、最初の視察先、Finnish Youth Research Network

Finnish Youth Research Networkは、ヘルシンキから電車で1駅
歩いて10分ほどの古い建物の中にありました
ビルの看板は、Allianssi(Finnish Youth Co-Operation)

1階は青年図書館とスタッフの事務スペース、スタッフ用のCafe
2階以上は、青年関係のスモールオフィスやワークショップがぎっしり

ミーティングルームで、フィンランドの青年たちの傾向調査の結果についてレクチャーを受けました
コーディネートしてくださったHelenaさんいわく
「日本とフィンランドの青年が抱える問題は同じです」

うーん、福祉国家としてのバックボーンや、青年たちの政治意識は全然違うだろうな、と思いつつ、確かにグローバリゼーションは、世界で起こる問題を同時代に類似化させているのだろうと・・・(%涙%)

ここで働く研究者も、皆若い!
写真は、アドベンチャーに関する研究者
ただ、フィンランドでも青少年研究は政策に役立つ、実利的なものである必要性が強く打ち出され、また予算の関係からしても政策的に力を入れている研究分野へ行かざるを得ない傾向があるとか(いずこも同じ)
研究者は大学に席があっても、プロジェクトでお金を取ってこないとあかんとか・・・
アカデミック業界でも短期間のプロジェクト制の中、不安定就労問題となっているそうです・・・