松尾湿原の植生調査と保全活動

・期 日 2011.5.7
・場 所 松尾湿原
・参加者
 小川、石原、能勢、安藤、森川(久)、山根、福本、川本、東田、西村(昭)、大下、小宮、西川、山本
 5月の連休明けのj松尾湿原でどんな花が咲いているか皆さん楽しみに参加しました。 
倉庫から作業具を手押し車に積んで湿原へ進み始めると最初に私たちを迎えてくれたのは、大きな「しまへび」でした。顔を合わせると右側の石垣の中へスルスルと戻って行きました。
写真右上;植生調査風景
 本日調査した花は以下の3種類です。
 ・ヒメアギスミレ 143本
 ・ヒメハギ 47本
 ・チゴユリ 26本
 *名前が不明のまま持ち帰り調べた結果「チゴユリ」と判明しました。(小宮さんより)

作業としては斜面の階段作りの為の伐採や枝打ちを行いました。
又、斜面階段沿いに初めての試みとしてコバノミツバツツジの小さな木を移植しました。これからの成長が楽しみです。

写真右; 登山道階段の片側に小さなツツジを植えました。元気にしっかりと生きつく様にヤカンで水を運びかけました。 これからが楽しみです。

写真右;伐採した樹木の片づけ 適当な太さの木は登山道の杭などに使用します。

写真右 カヤランの花
 珍しい貴重な着生植物”カヤラン”に咲いていた花を見つけました。
※「カヤラン」は近畿地区では絶滅の危険性が高くなりつつある植物です。

写真右;本日の参加者全員集合写真

 本日は初夏を思わせる快晴の下、気持ち良い汗を流し道中を含めて西谷の新緑を体いっぱいに満喫した一日でした。(記:小川)