建築学会の皆さんとまちを歩きました!

からりと晴れ渡った5月15日,16日の2日間、日本建築学会建築社会システム住宅ストック小委員会(主査:椙山女学園大学 村上心教授)の皆さん12名をお迎えして、千里ニュータウンをご案内しました。住民参加による住環境マネジメント、住宅ストックの活用や再生などの研究を進めている小委員会から、「居住者の声を聞きながら千里ニュータウンを歩きたい」との依頼を受け、企画・コーディネートしたものです。

1日目は、街角広場をスタートし、千里中央駅周辺のコース(府営新千里東町住宅、OPH新千里東町、ジオメゾンシティ千里中央、新千里桜ヶ丘メゾンシティ、千里中央再整備地区、笹部書店、L&Sハウス千里中央、OPH新千里西町、フォルム千里中央、ディーグラーフォート千里中央、UR新千里東町団地)を歩きました。笹部書店では子育て層が集まれる書店に変え、読み聞かせの会などを開催していることなどのお話、公的住宅再生によって生まれたL&Sハウス千里中央では、施設内の案内をしていただきました。途中、豊中市千里文化センター(コラボ)に立ち寄り、冷たい飲み物をいただきながら、住まいの学校のメンバーも多数参加している「コラボ広場」や「屋上庭園」の協働型運営に関して、お話しさせていただきました。

夜は、ひがしまち街角広場を会場に、たこ焼き、お好み焼きの”粉もんパーティ”を開催しました。街角広場の皆さんの協力があって開催できたものです。まちあるきに参加できなかった住まいの学校のメンバーも数人駆けつけました。ゲストとして来ていただいた豊中市の部長から、千里ニュータウンの住環境マネジメントのこれまでの経緯など、興味深い話も聞かせていただきました。そして、東京、九州、名古屋などから来られた皆さんに”大阪らしい食べ物”を召し上がっていただきながら、夜遅くまで楽しい交流をしました。

2日目は、南千里から桃山台までのやや距離の長いコース(南地区センター、OPH佐竹台、津雲台地区計画地区、津雲台近隣センター、UR竹見台団地、UR桃山台団地、桃山台建築協定地区、新千里南町景観協定地区)を歩きました。桃山台と新千里南町では、地域の住環境マネジメントに尽力された住民の方から、協定締結時の興味深い話を聞かせていただきました。

参加された皆さんは、「歩いて回れる意外にコンパクトな街だ」「建替えられた集合住宅には、圧迫感も少なく地域に開かれたものと、そうでないものがある」「オールドタウンと思っていたが、戸建て住宅地区、集合住宅地区ともに再生が進み、年齢層の若返りも見られる」「5年後に街の再生がどうなっているか、見てみたい」などと話されていました。
私たちも案内しながら学ぶことも多く、楽しい交流の機会が与えられたことに感謝します。5年後に千里の街がどう変わっているかは、千里に住む私たちも関心のあるところです。是非またお越しください。