夏休みボランティア体験学習を開催しました。

売布小校区まちづくり協議会に属する防災専門部「めふ防協議会」のメンバーが、市内各地域から参加した小学生6名を対象に防災について勉強会を開催しました。
地域で起こった災害のことや防災についてのお話の後、新聞紙で紙コップと紙スリッパを作りました。日本の児童は折り紙が得意のようで、すぐにコツを呑み込んで上手に作っていました。紙スリッパは5,6年生にはぴったりでしたが、1,2年生には少々大きかったようです。

「防災かるた」で日頃の心構えを勉強しました。

全員が初対面なので最初は遠慮気味でしたが。5枚目くらいになるといつもの遊び友達のような雰囲気で楽しんでいました。終わるころには子どもたちだけで、お手付きのルールまで決めるほど仲良くなっていました。

非常持ち出しリュックの中を点検しました。

清荒神自主防災会が全世帯に配給した非常持ち出し袋の中に入っている備品を手にとって確認し、使い方の説明をしました。さらに、水と非常食が入ることを想定しながら背負ってみて重さを体験しました。

「防災かるた」体験のあと、休憩のときに自分たちで作った紙コップでお茶を飲みました。普通のコップにくらべて、ちょっと飲みにくかったようです。当然ですけどね!子どもは正直です。

非常食用として販売されている「リッツ」も試食しました。
今回は去年に続き2回目で約1時間20分の学習会でした。今年参加した売布小5年の女子は一昨年の売布小防災訓練で紙コップを作った経験があると言っていました。私たちの活動が徐々に浸透していっているようでちょっぴり幸せな気持ちになった一日でした。
今回のおみやげは、防災かるた1セット、リッツ、自作の紙コップと紙スリッパです。