春の里山は花盛りです

この土手でノビルをたくさん採って
酢味噌和えにしました

人が歩かないところで毎年草が枯れて
腐葉土が重なり地面がフカフカなので
大きなノビルがかんたんに手で抜けます

あらみじんにした酢味噌和えは
ごはんにのせると最高の春の香りです

春の山菜は冬の間に滞った体内の老廃物を
この香りと刺激で一気に吐き出す効果があります

旬のものを食べる
自分が生きているところで採れるものを食べる

これが昔の人が長い間に身につけた
生活の知恵であり、健康の秘訣でもあるんですね

春の陽射しの中で無心に土と親しみ
採りたての新鮮なものが食べられることは
お金では買えない喜びでもあります