チーム津、陸前高田市でお手伝いしたKさんが、田植えの準備を開始

陸前高田市のKさんが田植えの準備を開始したとの連絡がありました。

2011年8月28日に、ボランティアバス「チーム津」でお手伝いした、陸前高田市のKさ
んから田植えの準備を開始したとの連絡がありました。

友人が気仙沼にボランティアに行くことになり、彼に手紙と手土産を託しました。Kさんは現在、米崎中学の校庭の仮設住宅に住まわれています。
あいにく、友人が訪問した3月28日時にはKさんは不在で、直接手渡しはできなかったそうですが、その夜Kさんから電話を頂きました。

電話によると
・今日、あの田圃に重機が入り田植えにむけての準備を始めました。
・耕運機も買いました。農機具もそろえました。
・やっと今年田植えができそうです。
・田植えができるので張り切っています。
・私は、口下手なのでうまくお礼が言えなくて申し訳ない
との事でした。

仮設には、奥さんと二人暮らしだそうです。
私たちの作業は、田んぼに流れ込んだ大量の瓦礫の掘り出しの作業をしたのですが、太い柱の切れ端が次から次へと出て来来たり、ガスボンベが埋まっているなど大変でした。すべての瓦礫を出しきるにはかなり時間がかかりそうだと思いました。
その時にKさんは、来年の春に田植えをしたいと言われていましたが、
やはり、そう簡単には行かなかったのでしょう。
ようやく、今年田植えができそうでその準備が進んでいるようです。

電話が遠く、あまり詳しい話はできなかったのですが
「田植えができるようになって、張り切っている」という声は大変お元気そうでした。
その声から、でファイトを燃やしてみえることがわかり、大変うれしくこのブログで報告させていただきます。

萩野茂樹