「失敗するための防災訓練」津市総合防災訓練に参加…11月4日(日)

津市総合防災訓練…11月4日(日)津お城西公園+養正小学校

●とき/11月4日(日) 9:00〜12:00
●ところ/津お城西公園(市役所北の公園)に集合後、養正小学校体育館に避難のため移動します。

なお、同時に香良洲と河芸でも同時発災を想定し連携訓練が実施されますが、津市ボラ協は、お城西公園に集中し訓練します。

※集合は8:30、津お城西公園の噴水前(市役所の建物北の噴水)。黄色いボラ協ののぼりが目印。

※「失敗するための防災訓練」とは?
あらかじめ訓練のために準備をせずに、失敗することをおそれず身体にハンディーを持った方と共に実施する防災訓練です。

津市ボランティア協議会では、合併前の津市ボランティア連絡協議会の時代から、10年以上にわたり「失敗するための防災訓練」を実施してきました。

こちらの都合に関係なく襲ってくるのが天災です。私たちは、ガムテープ、古ポスター、マジックペンだけを持って訓練に参加します。おそらく、実際に災害が起こった場合に被害を逃れボランティアとして活動するとすれば、当初に準備できるのはそれくらいだろうという事からです。参加する身体にハンディを持った方は、この防災訓練で生じた困ったことをボランティアに伝えます。ボランティアはその不都合を解消するために動きます。
この訓練で生じた不都合は、身体にハンディを持った方にとって、災害時に直面するであろう不都合だろうと思います。

自衛隊やレスキュー、自主防災会等の皆さんは普段から訓練を実施しています。防災訓練はその訓練の成果の発表の場です。つまり「展示訓練」です。
一方、私たちボランティアは、普段防災訓練の機会が無く、この場が貴重な訓練の機会です。そこで、あえて失敗をおそれず実際の状況に近い訓練を実施し、いろいろな失敗の経験を活かしていこうと考えました。当然、ハンディを持った方への対応について、準備をしておかないことで多くの不都合がおきます。終了後、生じた不都合やその対応などを全員で話し合い、今後の教訓としていきます。

きちんと準備された市の防災訓練のなかで、「失敗するための防災訓練」を実施するにあたっては、市の方にもご理解をいただきながら開催させて頂きます。