日本語教師をしていると、
学生の作文やスピーチの指導をすることが多い。

国語の勉強だったら、
起承転結をしっかり書こう、などと言うのだろうが、
それを、外国人学習者に日本語で説明するのはかなり難しい。

そんなときに、
よく使っていたのが、
1、書きたいテーマを書く。
2、どうして、そのテーマを書きたいと思ったか。
3、たとえば、・・・(例をあげていく)
4、もし、・・・(それがなかったら、○○だったら)
5、だから、・・・(まとめ)

これで、1+2、又は、2+3を組み合わせたり、
3と4を、時には交換したりすると、
起承転結風に仕上がる。

これは、文書を書くときにも使える。

また、それでも書きにくい場合には、
誰か書く対象を想定すると、書きやすい。

日本語を勉強している学習者が作文を書くときには、
だいたいが、
日本人に○○のことについて、教えたい、薦めたい、などの
場面を想定することが多い。

伝えるためには、
相手にとって、分かりやすい説明が必要になる。

もちろん、自分のこの記事もだが・・・。