せんだい・市民の森を創る会 会報No.11より

●「道中庵に親子で集まろう!」を実施
各団体からのご協力をいただき、「道中庵に親子で集
まろう!」を7月20日(日)に参加者35名を迎え実
施しました。東北生活文化大学高等学校からは、チラ
シのイラストを提供いただいた他、緑十字軍の西巻さ
んから台座をお借りしマイハシ作りを行いました。
また、古積造園さんからもケヤキを加工してペンダン
ト材料にしたものとびわの差し入れをいただき、参加
したみなさんから喜ばれました。
多くのボランティアの方々のご協力により盛会裏に
終了することが出来ました。

【右図:募集チラシに使用した生文高提供のイラスト】

【道中庵で親子で集まろう!! 開会セレモニー】

【お昼のハット汁おいしさにⅤサイン】

● 人は自然に・・・。
自然という言葉は、無意識の内によく使われが、私たちは本当に理解して使っているのだろうか?
「自然」をひも解くと大きく二つに分類できる

1)人の手を加えない、物のありのままの状態。
2)この世のあらゆるものの総称。
イ)人間の社会から離れた立場で考えた(ありのままの)天地万物。
ロ)人間を含めて因果的必然の世界。物体界。

通常、私たちが良く使う1)や2)イ)の状態を使うが「人」が係わると都合のいいように歪曲されてしまうような気がするのは、私だけであろうか?
「絶対自然」を人の手を加えない天地万物をいうならば、ロ)の人間が介入してもそれば自然というものに他ならない。よく使われがちな「人が、自然を変える」という言葉には違和感がある。
人間だけを特別扱いしているように思えるからである。
「二歳の小熊が住宅地域に侵入した。」小熊は、その場で射殺された。そこは、山を侵食する人間と動物のせめぎあいの場である。
山が山でいようとするのも自然であり、人間が一動物ながら都市を形成していくのも自然のありようである。
私たちは、智慧あるものとして謙虚に肝に銘じる必要がある。「自然の一部として自然に生かされている」ことを。

●第三十四回宮城県緑の少年団大会に会
の有志で参加しました。
NPO法人宮城県インストラクター協会より、依頼があ
り、7 月24 日(木)宮城県県民の森において実施した宮城
県緑の少年団大会に堀川会長、宍戸さん、青木さんの3
名が参加しました。協力金としていただいた一万五千円
は、会に寄付をいただきました。
【緑の少年団大会式典の始まりを待つ子どもたち。
緑の帽子とスカーフがお揃いです。】

●道中庵に青葉通ケヤキを運びました。
8月13日(水)、青葉通りケヤキを運び出しました。
秋の道中庵イベントの素材にしたいと考えております。
そのほか皆さんの活用アイデアを募集いたします。

通常活動日
● 第1 土曜日役員会
● 第1 第3 火曜日ワーキング日
● 第3日曜日定例会
【9月の予定】
9月14日(日) 第3回「森杜塾」
「これが里山」
・時間午前9時50分泉墓園管理事務所集合
・内容観察会・・・棚田、植物の観察、解説
・講師東北学院大学地域構想学科教授
平吹喜彦先生
9月21日(日) 定例会
・時間午前9時葛岡管理事務所集合
【10月の予定】
10月19日(日) 第4回「森杜塾」
「秋の仁田谷地、森の手入れ」
・時間午前9時30分仁田谷地・市民の森駐車集合
・内容仁田谷地の森の下刈、整備
・講師宮城森林組合柏原明子さん
【11月の予定】
11月16日(日) 道中庵イベント
「みんな一緒に、木工、竹細工」
・時間午前10時〜午後1時
・内容木工竹細工、落ち葉拾い、芋煮会、
いぐねビデオ上映

発行日:2008 年9 月
発行:せんだい・市民の森を創る会
連絡先:事務局〒989-0866
仙台市青葉区川内三十人町53-53
担当上原啓五
編集部:上原啓五、佐藤、鈴木、青木