アートフェスティバルin仁田谷地:アーティスト・門脇篤

アートフェスティバルin仁田谷地」参加アーティスト最後は門脇篤さんです。

1969年、宮城県仙台市生まれ。東京外国語大学アラビア語学科卒業。毛糸を用いたインスタレーション作品のほか、「まちとアート」をテーマに地域資源を掘り起こすコミュニティアート型の活動を展開している。アート・プロジェクト・マネジメントや美術ワークショップ、アートを使ったコミュニティの再生に関する講演、ワークショップなど。
「TANABATA.org Art Project」(仙台、2003年・04年)、「とがびアート・プロジェクト」(千曲市立戸倉上山田中学校、2004年〜06年)、「GOTEN GOTEN アート湯治祭」(東鳴子、2006年〜)、コミュニティアート・ふなばしとの一連のプロジェクト(船橋、2006年〜)、「もとまちアート海廊」(塩竈、2007年)、「けやきに花を」(定禅寺通り一帯、仙台、2007年)、「ART仙台場所」(仙台、2007年・08年)、「横浜下町パラダイスまつり」(横浜、2009年)、「ZAWORLD」(岩見沢、2009年)
http://www.kadowakiart.com

アートフェスティバルin仁田谷地」では、全国各地でつくっているプラダンの箱でアートな茶室を制作。
10月15・16日に現地制作を行い、18日には来場者とともに箱や茶室はワークショップ形式でいっしょに制作、完成させます。
完成したアート茶室ではお茶も点てるそうで、ご主人・おかみも同時募集中だそうです。

以下が門脇さんのプランです。

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「にたやちアート茶室“HANARE-AN”」

アート・フェスティバルin仁田谷地
仁田谷地・市民の森(仙台市青葉区放山(はなれやま)保存緑地内)
2009年10月18〜25日

門脇篤まちとアート研究所 門脇篤

作品概要
プラスティック・ダンボールを箱状にしたものを積み重ねて城や船、牛やみこしなどを各地でつくっています。箱は千葉県船橋市、長野県松本市、宮城県大崎市、北海道岩見沢市などで作られ、着々と増えています。
今回、放山(はなれやま)保存緑地内にある「仁田谷地の森」では、これら各地で作られた箱を使い、新たな箱も加えながら、森という環境をいかしてアートな「茶室」をつくり、完成後はアートな「野点」を行います。
にじり口から中へ入ると、切り取られた景観が掛け軸のように見える窓や、秋空が見られるつくりになっており、訪れた人は自然と人工(アート)との境目に身を置くことで、自然をより深く体験することができるでしょう。

作品制作・展示
10/15〜16にメインとなる制作を行い、だいたいのかたちを完成。
10/18のイベント時には訪れた人にも茶室の一部になる「箱」をつくってもらうワークショップを行うとともに、茶室内でアートな「野点」を行う。
10/18〜25展示。終了後、撤去。