菅 田 刈 り

8月2日(日) (%晴れ%)

今年は殊の外梅雨明けが遅く、7月も月末近くになり

やっと今日菅田刈りとなりました。

いつもなら小学校4年生が来て菅田刈りを手伝って

くれるのですが、新型コロナウイルスの為、

我々菅田保存会のメンバーだけの菅田刈りとなりました。

大勢で刈り取るので、みるみるうちにこの様に

刈り取りが進みました。

刈り取った菅をその場で枯れた葉や短い葉を

ふるい落とし、きれいに揃えます。

それを葉先をしばり、扇面に広げ天日干しで一週間

乾かしますので、梅雨明けを待って菅田刈りをします。

夕立が来たら大変です、天候を見てすばやく

取り入れます。雨に濡れるとシミが付きます。

これは三日前に試験的に刈った分です。

随分白くなってきています、「梅雨明け十日」と言って

梅雨が明けたら十日間ぐらいは、いいお天気が続くと

昔から言われています。

一週間もすると、真っ白に仕上がります。

それを菅細工保存会の皆さんによって、菅笠や円座

釜敷など注文生産方式で作っておられます。

(%エンピツ%) よしむら