晩 秋 の 大 和 路 その1

11月19日(日) (%晴れ%)

奈良県の一番奥近鉄電車の室生口大野駅よりバスで

10分あまり渓谷沿いを走りトンネルを抜けた所が

室生寺。向こうに見える渓流にかかる赤い欄干の太鼓橋。

この橋を渡ったところが室生寺の正門。

奈良時代末期、勅命により国家のために創建された

山林修行の道場として、また法相・真言・天台など

各宗兼学の寺院。

その後は真言宗、これは仁王門。

厳しく女人禁制してきた高野山に対し、女人の済度

をもはかる真言道場として女性の参詣をゆるした

ことから「女人高野」と親しまれている。

室生寺の本尊の如意輪観音菩薩像(平安時代・重文)

が安置されている本堂(鎌倉時代・国宝)

ここから横の石段を上ると、平安時代初期に建て

られた国内最小の五重塔(国宝)があります。

境内より川向うを望む。

今年の紅葉は例年より早かったように思われます。

11月19日では見ごろはが過ぎたようです。

よって晩秋の風情です。

(%エンピツ%) よしむら