英国周遊紀行 ⑦

6月16日(火) (%晴れ%)

湖水地方をあとに南へ144キロいよいよ
イングランド中部へ、ここは800年に及ぶ
海運都市としての歴史をもつリヴァプール。
18世紀の大英帝国時代を偲ばせる建造物も残る
歴史情緒あふれる街並みは、2004年世界遺産
に登録された。
帆船が港に停泊していたので写真を1枚パチリ。

リヴァプールはまたビートルズの故郷でもあります。
キャヴァン・クラブの前に学生たちが大勢立って
説明を聞いていますが、ビートルズがまだ若かりし頃
無名時代に出演していたライブハウス。
ここはわずか200m足らずの裏通りだが彼らが
通っていたパブやビートルズに関連したグッズを
扱う店などが点在する観光スポットです。

54キロ南下してチェスターへ。
 中世の城壁に囲まれた町。2000年以上も昔、
 ウェールズ人を制圧するためにローマ軍が砦を建設
したことに始まる。今も城壁の一部が残っており
その上を歩いてきました。
白壁に木組みが美しい商店街「ロウズ」、1階は勿論
のこと2階までアーケード(通路)になっています。

また37キロ南下、ヴェールズ地方に入りました。
 ポントカサルテの水道橋、橋全体を写せなくて残念。
長さ307m、高さ38mイギリスで一番長くて
高い水道橋、世界遺産です。
これによく似たのが京都の琵琶湖疏水です。
南禅寺境内に水道橋があります。
ここも滋賀県から物資を船で運んでいました。
今、観光船が出ているそうです。

産業革命時代にはこの運河を使い、船で荷物を
運んでいたそうで特に石炭を運ぶルートでした。
今はこのように観光目的の船が行き来しています。
船の操縦についてちょっとした講習を受けるだけで
船を貸してもらえるそうで、この様に長い船
ですからキッチンからベットルームまであり
運河沿いを数日間観光できます。
みなさんいかがでしょうか。だだし英会話が出来んことには。
ここはヴェールズですよ、ヴェールズ語も出てくるそうです。

(%エンピツ%) よしむら