奈良 春日大社の藤の花

4月28日(火) (%晴れ%)

春日大社の神様は常陸の国、今の茨城県鹿島から

鹿の背に乗って大和の国へお越しになったと

言い伝えられています。その鹿が帰らずその末裔が

今も奈良公園に住んでいます。

春日大社は藤原氏の氏神としてお祀りされている

神社で神文は下がり藤。境内いたるところに藤が植えられている。

この藤は幣殿の左手前に植えられている藤で、

鎌倉時代五摂家の一つ近衛家から献木されたと

伝えられている古木で、砂にすれるほど花房が

伸びることから「砂ずりの藤」と呼ばれる。

今年春日大社は第六十次式年造替にあたり朱塗りの

社殿が一層あでやかに美しくなっています。

このお社は御本殿より奥にお祀りしてある多賀神社です。

国宝御本殿が特別公開され又、後殿が140年ぶりに

開門されましたので拝観してきました。

御本殿右奥にある御蓋山浮雲峰遥拝所へ行く途中の

山肌には山藤が丁度見ごろを迎えていました。

春日大社神苑にある萬葉植物園では藤を植栽する

回遊式庭園「藤の園」があり20品種約200本の

藤が植えられています。その内の「九尺藤」です。

(%エンピツ%) よしむら