夏のアルプス紀行 ⑥

6月25日(水) (%晴れ%)
インターラーケンを早朝より登山電車でアイガー・メンヒ
ユングラウ三山の観光に出発。
終点のユングラウヨッホ駅は標高3,454mで世界一高い駅です。
そこに赤くて丸い日本のポストがあり、留守宅宛に絵葉書を投函しました。
そのあとエレベーターでスフィンクス展望台3,571mに上りましたところ、
ご覧の通り目の前のカンバンだけで霧がなければこの先にユングラウ山が
見えるらしいです。残念でした。

早々にエレベーターで降りたところに氷河をくりぬいた氷
の宮殿があり、所どころにこのような氷の彫刻があります
氷河の中ですから床も天井もすべて氷です。
河ですから流れています年間15センチ、ですから毎年補修が必要です。

帰りに途中下車してハイキング、下りコースですから楽なもんです。
道端には高山植物が咲き始めています、今年は雪が多く咲くのが遅いです。
ハイキングガイドが詳しく説明してくれます。
エーゼルワイスはここには咲いていません、
岩場の手の届かない所に咲いているそうです。

ハイキングの途中に山の霧が少しずつ晴れてきて、
アイガー北壁がこの様に見えてきました。
この難しい壁を直登に成功した日本人の女性
今井通子さんは有名です。
今でも彼女の絵葉書が売られているそうです。

ハイキングの終わりごろ牧場の横を通りましたら牛に出合いました。
大きなカウベルを首にぶら下げています、すべての牛にカウベルを付けているそうです。なぜかと聞きますと霧がでると一寸先が見えなくなるので、
カウベルの音を頼りに牛を探すそうです。

(%エンピツ%) よしむら