深江小学校 平和学習(戦時中の体験を聞く)

1月28日(火)(%晴れ%)
6年生のふれあい学習として戦時中の体験を聞く会が開
かれました。この学習の目的は、悲惨な戦時中の体験話
を聞くことで、現在の生活と当時の生活の違いを知り、
平和の大切さを知ってもらうと言うことでした。今年も
この学習に、吉村、和田両氏のお話がありました。

吉村さんのお話は、昭和18年頃から空襲警報が盛んにな
り、深江から3年生以上は、布施の駅から家族に見送ら
れ、奈良県へ集団疎開体験したが、2,3日したらホーム
シックになる子も多数いたようで、食料事情も悪く、食後
の後でも、空腹感がある状態が続いていたことで、栄養失
調の子供もたくさんいました。暑い夏は、イナゴを焼いて
おやつ代わりに食べていた話も。

和田さんのお話は、戦争が激しくなり、学徒動員で軍需工
場に行かされ、ゼロ戦に次ぐ特別艦載機工場の様子と、
大阪大空襲を受け、防空壕で幼い少女が焼夷弾を肩に受け、
悲惨な場面を体験をされたお話で絶句され、平和学習を
聞かれている生徒さんに、2度と戦争は繰り返してはな
らないとのお話がありました。
両氏のお話は、緊迫感があり、2時間のお話は、あっと
言う間に過ぎました。
「平和で暮らせる今 大切にしたいですね…。」

(%エンピツ%) なかがわ