24年度 第2回生き生きセミナー「科学者の眼と・芸術家の心」

2月2日(土)(%晴れ%)
今回のネットワーク委員会の主催で、関本松生東陽
中学校長の「科学者の眼と・芸術家の心」の講演を
14時から深江小学校で行われました。
冒頭から、関本校長のペースにはまる。「氷」が溶けた
ら何になる?水 水滴 水溜り?? 芸術家の心から
は「春」になる。ハハーン そうなるか!まいった。

蕪村の俳句に「菜の花や 月は東に 日は西に」この
時の月はどんな月?(新月、三日月、上弦の月、満月)
これは、科学的に「満月」ネットでも解説あり。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、糸川英夫博士、アインシ
ュタインなどの科学者も素晴らしい芸術家でもあった
そうです。ダビンチは絵画「モナリザ」など、彫刻、
解剖学は有名。すなわち科学も芸術も表裏一体であり、

一寸した変化を感じるか、見れるか、感動するかが原
点と講演されていました。教育の現場でも難しいが感
じる心を養っていく努力が必要と述べられていました。
「桜守」の佐野藤右衛門氏は、植物を植える時、植物と
対話をする。葉っぱできたね、大きくなったね、と語り
かけてやる事も大切と。それから春に咲く「さくら」は
秋になったらすでに出来ている。枝の所に「ぐにゅぐに
ゅ」としたものが膨らんでいるが、これが「さくら」になる。秋に葉っぱを落とし、冬眠し、厳しい寒さを越して眼ざめて、綺麗な花が咲くとのお話でありました。暖冬では見事な花弁にはならないようですとも。
最後に関本校長からの「おみやげ」日本で最も古い文様の染色技法の「そそぎ染め」(奈良県)手ぬぐい2本を参加者全員の、じゃんけんゲームで、ご婦人2人が取得されました。
(%エンピツ%)なかがわ