「世界を変えるデザイン展」に参加して

皆さまはじめまして。
SDFで贅沢にもアルバイトという立場で勉強させていただいています。
関西学院大学人間福祉学部3回生の村西優季と申します。

今回、東京へ連れていっていただき、とても刺激的な2日間を過ごすことができました。

土曜日は早稲田大学にてアショカ財団創設者のビル・ドレイトン氏のお話を聞き、
日曜日は東京ミッドタウンにて「世界を変えるデザイン展」、そしてワークショップへ参加させてもらいました。

金森さんの記事にもあったように、霧をキャッチして水を作るネットであったり、水をゴロゴロ転がして運ぶプラスティック容器であったり、見ていて「なるほど!」と思う展示物がたくさんありました。

その中でも特に心を奪われたものは「出産介助キット」です。
周辺に病院がなく、また最短の病院へのアクセスも困難な環境にある村の人に
説明書つきで誰でも使える出産介助キットを用意しておくというものです。
私なら村に病院を作る、助産士を村に派遣させておく、村の若い女性に助産士の研修を受けさせるといったことを考えるのですが、
そんな時間のかかることではなく、まずはキットを作って提供するという短期間で解決できる方法で働きかけた人がいるんだと知り、まだまだ勉強不足だなと、私も「賢く」なりたいなと思いました。

一通り展示会場を見学さえてもらい、午後からはワークショップに参加しました。
福祉の専門家というより、デザインやCSRを専門にされている方が多く参加されていて、ここでもまた新しい意見を得ることができました。
そして何より日ごろお会いすることのできない社会人の方と一緒に社会起業のプランをたて、グループで唯一の学生参加者だった私は、出てくる意見や、話し合いの進め方一つでも勉強になり、それと同時にあと数年でこのような方々のいる社会へでて、一緒に仕事をさせていただくことにワクワクしました。

3回生ということもあり、福祉の道を歩むことや、社会に出ること自体に不安を感じていた私にとって、この2日間はモチベーションを上げてくれる最高の機会になりました。

ひよっこ優季(%ひよこ%)もっともっと精進いたします!!