平成研究会 第192回 定例講演会 「農業と鉱業の体験」

講師 豊田敏則 会員
2011−7−13
アビスタ3F

自分史・前半生  80年前〜40年前

 自分史前半生は、たまたま一次産業である農業と石炭業の現場を体験したことである。
無資源国の日本、借金大国の日本、また大震災に見舞われた日本国民として、今後の生活を
どのように、処すべきかを考えねばならない。
人が生きてゆくために、食料とエネルギーの安定確保が重要であることを再認識する必要がある

70年前の農民の暮らしの状態と、浮揚と改善への事例として、六次産業化(多角化)について記した
また50年前の炭坑が、生き残りをかけた機械化と合理化の事例を紹介する。
日本の農業は、世界の人口爆発に矛盾した?「減反政策」によって衰退したもといわれている
石炭は、戦後復興期に、鉄鋼ともに傾斜生産方式として基幹産業に位置づけられたこともあった
栄枯盛衰は世の常であるが、石炭産業は今は無く、農業も高齢化の波に抗し切れず苦しんでいる

目次 1.自分史 第一・四半生(1930〜1949)
2.ふるさと紹介
3.時代背景
4.農家の規模 (親父の背中、親父の業績)
5.農機具の比較 50年前
6.現在の農業機械と多角化
7.第二・四半生(1950〜1970) 炭坑の紹介
8.世界記憶遺産 三井田川炭坑
9.石炭の採掘方法
10.終焉に向かうなかの企業努力、 思い出の人 奇人 (I 氏のこと)
11.新エネルギー事情

観音寺市
有名人 大平首相(豊浜町) カト吉(冷凍食品開発者)
旧制 三豊中学、現 観音寺一高

讃岐山脈の県境に、小さな山村(河内村)がある