「我孫子のちい(さな)散歩」

4月4日、風は冷たいものの春らしい日和でしたので、「美空ひばりポスター展」を見にでかけました。アビシルベをスタートして、(ぽぽらはうっかり飛ばしました)ランコントルへ。白樺派カレーを初めて食べるつもりでしたが、残念ながら「明日から」とのことでコーヒーをゆっくり飲んでほてい堂へ。ここも初めて。若旦那さんと少し話して、ついついお茶と豆菓子を買ってからアビスタへ。美空ひばりの映画は映画館では見たことがないのですが、共演者の豪華さや、日本映画が全盛だったことに驚きました。特に往年の時代劇スターの名前はテレビで見ていたので懐かしく、ひばりさんの偉大さを改めて知ることになりました。素晴らしい企画と持ち主の方に感謝しました。公園坂がもっと歩きやすいといいのですが・・・。
それからアビスタを後にして、杉村楚人冠邸に向かいましたが、公園の方へ先に登って手賀沼を望み、遠回りしながら楚人冠邸へ。
(写真1: 杉村楚人冠邸園の大輪の椿)

日本住宅らしくこじんまりとしていて、なんだかほっとする趣で、ゆっくり拝見しました。詳しい歴史や人物などは詳しく知らないのですが、楚人冠の優雅な暮らしぶりや、我孫子を気に入っていたことがよくわかりました。また、新しいことが好きで、メタンガス発生装置、電話機(内線もあった)、三十五圓もする!?新型ストーブのカタログ。わたしは、そんなところに目が行ってしまいました。庭にでてみると、見たこともない大輪の椿が素晴らしく、思わず写真をとりました。楚人冠はお好きだったそうですね。
(写真2: 杉村楚人冠邸園内の湧水のほとりに咲く野草)
少しつかれましたが、初めてばかりの楽しい散歩になりました。
(会員:Y.S)