自己発見法(セルフ・カウンセリング)〜お母さんの体験談〜

子どもとの関わりから、お母さん自身が自分の気持ちに気付き
ありのままの自分の気持ちを受けとめられた時、
目の前の子どもとの関わり方も少しずつ変わっていきます。
そんなお母さんの体験談と「しつけとは何か?」という話しを
一緒に紹介しています。

「カッとなって子どもを叩かない法」
〜自分の気持ち子どもの気持ちがわかるセルフ・カウンセリング 〜

第1部 「怒鳴る・叩く」はしつけか虐待か 

1 どこまでがしつけ? どこまでが虐待? 
 ・しつけとは「怒鳴る・叩く」こと? 
 ・「これって虐待かも!?」と反省 
 ・「しつけ」と「虐待」の境界線は感情的になった時? 
 ・しつけとは交流能力を育てること 
 ・「怒鳴る・叩く」は、しつけか虐待か 
 ・虐待かどうか気づくことが肝心 
 ・子育てのポイントは自己信頼感を育むこと 
 ・感情的になってしまう気持ちの正体は? 
 ・自分の悩みや不安をどうしたらいいの? 
 ・虐待の法的な定義 

2 カッとなって怒鳴らない・叩かないために 
 <怒鳴りたい・叩きたい気持ちを書いてみよう> 
 
 1 ムカついたストーリー教えてください 
 ・(例)叩き始めたら止まらない 
 ・(例)自分だけ取り残されて子どもが憎い! 
 ・(例)夫への不満から子どもに八つ当たり 
 
 2 自分の気持ち子どもの気持ちがわかる
 〜セルフ・カウンセリングのすすめ〜 
 ・セルフ・カウンセリングとは 
 ・自分の気持ちと子どもの気持ちを区別できる 
 ・ありのままの思いを、そのままに書く 
 
3 セルフ・カウンセリングの書き方読み方事例 
 <イライラして叩いてしまう元看護師の体験記から>

第2部 カッとなって叩かなくなるセルフ・カウンセリング 
 〜本当の自分の気持ちがわかって交流できるようになった〜体験記から

1 自分の思い通りにしようとしていたのだ! 
 <うちの子は何をするのものろいんだから>
 ・自分のことで頭がいっぱいだった
 ・子どもをそばで見まもっていこう

 <1分でも早く子どもから解放されたい> 
 ・感情に任せるだけでなく子どものことを心配する自分に気づく
 ・子どもと付き合っても苦痛にならなくなった

2 子どもの頃の自分とわが子を比べていたのだ! 
 <子どもはかわいくない! 憎らしい!> 
 ・自分は母親に合わせていたのに私に合わせない娘は許せない
 ・理解ある優しい母親という呪縛から解放された

 <なぜ、うちの子は食べてくれないの> 
 ・自分は努力したのに頑張らない息子は許せない
 ・食の細いのも個性と思えるようになった

3 虐待した親への仕返しを子にしていたのだ! 
 <いつまでも寝てないでさっさと起きろ!> 
 ・うらやましい感情と憎らしい感情に気づく
 ・ありのままの自分の思いを認められるようになった

 <叩くとなんとすっきりするんだろう!> 
 ・憎しみの向かう先は本当は継父・母だったことに気づく
 ・被虐待体験を克服して子どもに優しく接することができた

4 夫への不満、妻への依存があったのだ! 
 <障害児を叩くなんて許されないの?>
 ・怒っている最中に我に返れるようになった
 ・夫に手伝ってが言えるようになった

 <どうして俺が謝らなければいけないのだ!> 
 ・悪さした時は妻に押し付けたくなる気持ちに気づく
 ・怒る前に立ち止まれるようになった

5 虐待を受けた子どもの気持ちがわかった! 
 <なんで私ばかり叩くのよ!> 
 ・母なりにしつけようと一生懸命だったんだ!
 ・思いのルーツを探求して心が軽くなった

エピローグ 
 ・わかっているけど叩かずにはいられない不安 
 ・監修者のことば 三つの境界線の意味 
 〜人間らしい生き方をめざして〜

あとがき 

渡辺 康麿【監修】・渡辺 ミサ【著】

(本文より)
これまで私は訳もわからず、怒鳴り散らした後で、自己嫌悪に
陥るというパターンをくりかえしていました。もう叩くまいと決心しても、
やらずにはいられなくなるのでした。ところが、怒っている最中に、
フッと、このことにイラ立っているんだなとか、これがどうしても嫌で
怒っているんだなとか、感じられるようになってきたのです。

(ママーズモール(マタニティブックのショッピングサイト)より)
これは一人でできるセルフカウンセリングを体験した人たちの
内容を紹介した本です。主に始めにセルフカウンセリンのやり方が書いてあり、
その後はいろいろな人のセルフカウンセリングをした内容がかかれてあります。
体験した内容(子供にどなってしまった・つい手を上げてしまったなど)をあとで
紙に書いてその時の自分や相手のことを客観的に見つめ直すという作業です。
その時々の自分の感情を把握するには役に立つのかなと思いました。
やっぱりそういう風にならないためにはまず自分の感情を知らないと
コントロールできないと思うから。。。。。
試してみたいと思う方は読んでみてください。

(「MARC」データベースより)
感情的になって子どもを怒鳴ったり叩いたりしていた母親たちが、
自分の気持ちに気づき、子どもの心がわかって、我に返れるようになった
体験記をもとに、1人でできるセルフ・カウンセリングを紹介する。

(ベビカムより)
自分の気持ち 子どもの気持ちがわかる セルフ・カウンセリング
赤ちゃんの頃はまだしも、成長するにつれて子どもへ雷を落としてしまうことって
ありますよね。怒っている最中でも、ふと我に返れる究極の方法が体験記を中心で
紹介しています。自分の気持ちを紙に書いてみる。
これによって、初めて、自分の体験を表現し、自己を理解する可能性が開かれます。
この一冊には、自分の叩く・怒鳴るという体験を受容し、
子どもとの新しいかかわりを創り出しています。
育児に疲れちゃったなあ、というママも、新しい自分を発見できるかも…
という一冊です。(%王冠%)

☆こちらのセルフ・カウンセリング学会公式HPで本の注文が出来ます(^^)/

http://www.self-c.net