練馬区北町浴場と川越街道練馬宿

東武練馬南口の旧川越街道の商店街を西へ、上宿公園のバス停から南へ曲がると北町浴場はすぐです。立派な二重の千鳥破風、お城のような伝統的建築が見事です。玄関はフロント方式に改造されています。
浴槽背後の大きな額縁の中に描かれたペンキ絵は、立山仰ぐ特等席、立山連峰の手前に海と大きな北陸新幹線。以前はLRT(路面電車)が描かれていたのが、4年たって同じ立山テーマで描き直したみたいです。立山仰ぐ特等席は、まちづくりの旗手、森市長が熱く語る富山市のアイディアです。
練馬区北町2-28-13 15:00〜25:00 金曜お休み 東武練馬駅から3分

東武練馬駅の南側、練馬区北町は川越街道の練馬宿があったところです。宿場といっても川越街道を参勤交代で通るのは川越藩だけで、川越の城下までそんなに遠くもないので、たぶん休憩程度だったのでしょうか。
でも、旧川越街道の商店街は意外に宿場のイメージがします。東の方の北町観音堂付近には、観音様や仁王様の像、馬頭観音など街道を思わせる史跡が、小さな休憩スペースに残されています。