四ツ木の稲荷湯、曳舟川の先に富士山の代わりにスカイツリー

四ツ木駅から北へ国道6号線の歩道橋を渡って北上します。四ツ木中学校のすぐ西に高い煙突が見え、四ツ木四丁目公園の北隣りです。玄関は一見新しい造りですが、その上に破風が覗いていて、和風建築だと分かります。フロント方式で、脱衣場も新しくなっています。浴室は伝統的な構造で、浴槽の背景は下半分が熱帯魚のモザイクタイル、その上に早川絵師の伊豆と富士山のペンキ絵、かなり年月が経っていてちょっと傷んでいます。お湯は開店直後にしてはぬるく、特にカランのお湯は水同然だったので、冬場は要注意かもしれません。
稲荷湯 葛飾区四つ木4-13-6 16:00〜23:00 木曜お休み 京成線お花茶屋駅、押上線四ツ木駅から15分

先ほどの歩道橋の上からは、曳舟川親水公園が荒川の方に伸びていってるのを眺めることができます。流れがゆるやかに曲がっていて、歌川広重の江戸名所百景の引きふねの絵のイメージ通りです。遠くに描かれた富士山?の代わりにスカイツリーが見えているのが今風ですが。