環七の踏切を渡って若林、線路のすぐ脇にある天神湯

東京を走るLRT世田谷線の一番の名所は、西太子堂五号踏切、通称若林踏切でしょうか。世田谷線はここで環七通りを横断します。電車は踏切の手前でいったん停止し、自動車が止まって信号が変わったのを確認して、長い車の待ち行列を横目に、ゆうゆうと渡って行きます。踏切は困りものではありますが、ここだけはもはや一つのショウになっています。

世田谷線の沿線は銭湯がたくさんあって、そのいくつかは車窓からも目につきます。若林踏切を渡ったところにある若林電停には、「AEDの設置場所、天神湯」と書かれた標識があり、駅を一歩出た線路沿いはもう天神湯の壁です。壁には天神湯の宣伝も書かれています。煙突が一番線路近くにあって、煙突の足元を世田谷線の電車が行きかいます。
入口は線路と反対側、新しい建物です。ビル型の銭湯なので、浴室の天井は中央に向かって勾配があります。壁には富士山の絵や朱鷺が飛ぶ佐渡の絵などが貼ってあります。
天神湯 世田谷区若林4−3−6 15:30〜25:00 月曜お休み 世田谷線若林すぐ