2018年西日本豪雨の被害が遭った倉敷市真備町を訪問しました。

12/11(月)にNVNAD理事とスタッフ、大阪大学のインターン生の4名で倉敷市真備町を訪問しました。訪問した場所は、集中豪雨により川が決壊し、広範囲の場所に甚大な被害があった場所です。当団体も被災当時から現地に赴き救援、被災後の継続的な復興支援に向かっていました。2020年よりコロナ禍により訪問を控えていましたが、この度3年ぶりにご訪問をさせていただきました。

まずは「ぶどうの家」の津田由起子様にお会いさせていただきました。津田様は高齢者や障害をお持ちの方のための支援を長年されており、水害時にも安心して過ごせるまちづくりの活動もされています。現地では、災害時にも車いすの方が二階に避難できるスロープ付きの集会所兼避難スペースの建物も紹介いただき、地域の防災についてのお話をうかがいました。

次に被災当時にご支援に入った皆さまのご自宅へ訪問し、水害で汚れた写真を修復しお返しました。また当時、当団体に届いたお手紙をお見せしたり、被災当時の状況や現在に至るまでのお話を伺いました。今回の訪問では皆さまとの交流が主な活動になり、他にもご支援できることはないかと考えていましたが、「5年経っても覚えてくれて話に来てくれることが嬉しい」と仰っていただき、今回の訪問が皆さまのお気持ちに寄り添えた活動になれたら幸いです。