11月29日 UNFPA公開シンポジウム「女性の人権と開発−家族計画を再び考える」/国連人口基金

<主催者より>2012年11月14日に発表された国連人口基金(UNFPA)の『世界人口白書2012』は、テーマを「偶然に委ねず、自ら選ぶ 家族計画、人権、そして開発」とし、家族計画を人権と開発のための重要な要素と位置付けています。
いつでも必要な時に自分に適した家族計画の手段を安価に入手できることが、女性の人権や開発にとっていかに重要であるかを考察します。この家族計画の満たされていないニーズ(アンメットニーズ)を充足することができれば、望まない妊娠や望まない時期の妊娠を防ぐことができ、多くの女性の命や健康を守ることにつながります。また、それは単に女性の健康の向上のみならず、社会開発の重要な要素ともなります。
今回のUNFPA公開シンポジウムでは、2012年の白書のテーマを踏まえて、関連する課題をさらに掘り下げ、人権としての家族計画、また開発のための「鍵」としての家族計画について再び考えてみたいと思います。皆さまのご参加をお待ちしています。

●日 時:2012年11月29日(木)10:00−12:15(開場・受付 9:30〜)
●会 場:日本プレスセンター・ホール10階(最寄り駅:地下鉄・内幸町)
●共 催:国連人口基金(UNFPA)東京事務所、公益財団法人ジョイセフ
●後 援:外務省、人口問題協議会
●協 力:一般社団法人日本家族計画協会、公益財団法人アジア人口・開発協会(APDA)、NPO法人2050、
日本大学人口研究所、神戸アジア都市情報センター

プログラム
09:30 (開場)受付開始
10:00 開会挨拶:近泰男氏(公益財団法人ジョイセフ理事長)
10:05 祝辞:武見敬三氏(東海大学政治経済学部教授、日本国際交流センター シニアフェロー)
10:10 『世界人口白書2012』(偶然に委ねず、自ら選ぶ 家族計画、人権、そして開発)をどう読むか
阿藤誠氏(早稲田大学人間科学学術院特任教授)
10:30 パネルディスカッション:女性の人権と開発−家族計画を再び考える
パネリスト(50音順):
・Anyango(アニャンゴ)氏(ニャティティ奏者、日本ケニア文化親善大使)
・北村邦夫氏(日本家族計画協会専務理事・家族計画研究センター所長)
・神馬征峰氏(東京大学医学系研究科国際地域保健学教室教授)
・柳田正芳氏(Link-R代表)
モデレータ:佐崎淳子(国連人口基金東京事務所長) 
12:15 閉会挨拶:小寺清氏(国際協力機構理事)
※参加無料

【申し込み方法】
お申し込みは11月27日(火)までに、ご氏名、ご所属、差し支えなければ電話番号、メールアドレスを明記して、
FAX(03‐3235‐9776)か、E-mail(info2@joicfp.or.jp)にお送りください。
定員150名になり次第締め切らせていただきます。
問い合わせ先
事務局:ジョイセフ(鈴木・石川)
〒162-0843東京都新宿区市谷田町1-10 保健会館新館
電話:03-3268-3150 Fax:03-3235-9776 E-mail:info2@joicfp.or.jp

◆国連人口基金(UNFPA)東京事務所HP
http://unfpa.or.jp/tokyo/calendar.php?eid=00089#h2-3

◆「世界人口白書 2012 偶然に委ねず、自ら選ぶ 家族計画、人権、そして開発」
http://www.unfpa.or.jp/publications/index.php?eid=00036&showclosedentry=yes
個人が自由に責任をもって、子どもを何人、いつ産むかを決める権利というのは、何十年にもわたってセクシュアル/リプロダクティブ・ヘルス(性と生殖に関する健康)および家族計画の推進の指針でしたが、179カ国の政府が一堂に会して、国際人口開発会議(ICPD)の画期的な行動計画を採択した1994年以降は、その指針が一層重要視されてきています。