世界人口白書 2010 紛争・危機からの再生:女性はいま

国連人口基金(UNFPA)は20日、2010年版の「世界人口白書」を発表した。
白書によれば、世界全体の人口は前年から約8000万人増えて69億870万人に達し、来年中にも70億人を超える見通しだ。
 最も人口の多い中国は13億5410万人。インドが12億1450万人で第2位。以下米国、インドネシア、ブラジルと続き、日本は1億2700万人で第10位だった。日本の人口は09年版白書と比べ20万人減少している。上位10カ国の順位に変動はなかった。
 中印を合わせた人口は全体の37.2%を占める。インドは今世紀前半、人口増加を続け、20年代後半に中国を追い抜くとみられている。地域別では、アフリカの人口増加率(05〜10年平均)が2.3%と最も高い。
http://www.asahi.com/international/jiji/JJT201010200147.html

『世界人口白書 2010』日本語版
http://www.unfpa.or.jp/cmsdesigner/data/entry/publications/publications.00016.00000005.pdf
<はじめに>
 女性が戦争を引き起こすことは滅多にありません。しかし、女性はあまりにしばしば戦争による最悪の事態に苦しんでいます。
レイプを含め、不快きわまりないジェンダーに基づく暴力は、ますます戦争の強硬手段になっています。
その直接の被害は、被害者本人をはるかに越え、知らない間に家族を引き裂き、今後何世代にもわたって社会を崩壊させるのです。