千葉県立中央博物館の石井豊講師、環境財団の田村講師に引率され
久しぶりに、自然豊かな谷津田といわれる農村を歩く機会がありました。
低気圧の接近で時おり、激しい降雨の中受講者は熱心に耳を傾けて
おりました。
中でも、むらのはずれに庚申塔は享保2年(1712年)〜天明5年(178年)
建立された。(写真)幾つかの塔には、観ざる、聴かざる、言わざるが彫られて
いました。
むらの中心部に、龍湖寺が集落の信仰の厚さが伺えました。この寺は
建久2年(1191年)創建された安産、子育てに霊験ある寺院として、女人の
信仰を集めたそうです。
谷津田の地形から湧水が数箇所にわたり流出しており、講師からは調査、測定
等のノウハウを学びました。