台風が近畿地方を直撃しようとしているさなか
高台にある六甲保養荘に温泉とカラオケを楽しみに
行ってきました。

さすがに台風が迫って来ている時に出かけるのはと、
心配になり、前日に保養荘に電話を掛け受け入れ態勢がどうか
確認の電話をかけると、「此方は高台にありますし、お迎えのバスでお越しいただきますので、どこよりも安全と違いますか」って支配人の返事。

確かに、取りやめて、家にいたら、台風の被害状況ばかりの放映を
見る事になる。
だったら、電車で来る人には駅までお迎えをして
らくにお連れすると大丈夫と判断をして、台風襲来決行にした。

でも、当日の朝本当に台風が四国に上陸したのって感じ。
雨はたいしたことない、風は強くない、木も激しく揺れていない、
いったいどうしてるのって感じ、
でも台風の目は左回りに当たる和歌山地方の土砂災害は
すさまじい惨劇を見ると、さどかし怖い思いをされたんだろうと
手を合わせたくなった。

私は台風の怖さは人一倍怖い思い出がある。
父方の田舎が京都府相楽郡で、私の兄弟はまだ幼稚園児
だったころ、従弟たちがおじさんの所に集まっお盆を迎えていた。
15日、台風が直撃され、家が河原の土手の近くに建っていたので
山の土砂崩れに直撃され、家もろとも川に流されてしまった。
私の大好きな従弟のおねいちゃんも帰らぬ人となってしまった。
おばさんは半狂乱の様に子供たちを探し歩いたようでした。

そのおねいちゃんの思い出は、近くに住んでいたので何時も
幼稚園に行く前に髪を結いに来てくれ、じっとしてないと
くしの後ろで「じっとしなさい」と言って頭をこつんとされた記憶だけが
残っている。

水の恐ろしさは子供ながら忘れる事が無い。
大きくなって田舎に行った時さみしかった。

そんなこんなやで、怖い目にあったので台風情報を見るのは
好きでは無い。

六甲保養荘は、楽しい一日を過ごせました。
キャンセルされたりで、温泉も一番風呂にゆっくりと浸かり日ごろの
疲れを洗い流せました。
カラオケも舞台で楽しそうに、日ごろ唄わない方も楽しんで頂けた。
皆さんが楽しんで、心地よい時間を過ごして頂けるのであれば
希望を何時までも続けて行きたいと思います。