11月4日 定例会がありました。

独りで入浴できる方の介護者のお話がありました。
「入浴時間が 2時間近く及ぶ事がある」「長いわりには 洗髪もできていないようだ」ということでした。
介護者は 入浴中の物音で安全だと言う事は確認できています。

認知症になっても 出来る事は出来る限り自力が望ましいと言われています。
デイ等で入浴する時には 専門職の方の対応もあり また 次に入浴を控えてもいるので 順次と言う事で2時間近く浴室を独り占めは無理です。
けれど 在宅の場合は 少し事情が異なってきます。

ちょっと声を掛けたいけれど 不穏と結びつくのも困るし…。
折角良い気持ちで入浴しているし 集中しているからいいかなという思いも湧きます。

何故 長湯になるのでしょう?
若しかしたら 何時入浴してどのくらい時間を経過しているのか本人にも判らなくなっていることはないでしょうか?
1度身体を洗っても忘れてしまい 再度洗っているのでは ないでしょうか?
介護者は その辺をそれとなく観察する事も大切になってきますね。

会員の方からは「そんなに長湯して大丈夫なの?」とか「これから 寒くなるので風邪をひかないように注意してあげたらよいかも…」とアドバイスがありました。
誰も「駄目よ」とは言いません。

みんなの声を受けて きっと更に注意を払いながら きっとよい解決法を探されるのだと思います。

10月には 会関連でのテレビ放映がいくつかありました。
地元の多摩テレビもそうですが フジテレビの放映は いこいの会の会員の方の介護風景が写されました。
取材を受ける時には10分程度の枠と言うお話でしたが もっと長かったです。
取材されるご家族が 撮影された事を告知して欲しくないというご希望でしたので 広くお知らせしませんでした。

番組を拝見して 介護の現実をさりげなく映されていて良かったと感じました。

会が終わって 参加できる方々で近くのレストランでお食事をしました。
ご本人を連れて参加くださる方もいました。
いつもは 食事の途中で中座したり「歯が痛いから」と全量を召し上がるが難しい方なのですが にこやかにおしゃべりしながら全量召し上がりました。
おまけに 米寿を迎えた方 傘寿を迎えた方 迎えられる方々にお祝いのハッピーバースデイの歌を唄ってくださいました。
楽しいひと時の夕食会でした。