古書一路・高田洋三 個展『箱の島』・開催のお知らせ

久しぶりの書き込みです。

現代美術製作所の企画協力により、広尾の古書店「古書一路」において開催する展覧会のご案内です。今週末から始まります。
週末のみのオープンですが、お時間ありましたら、みなさまぜひご来場ください。(曽我)

==================================

●古書一路
●●
●●●高田洋三 個展『箱の島』
●●
●開催のお知らせ

===================================

祖父母が住んでいた古い家。

祖父が昔に撮ったガラス乾板を見つける。
古いガラス乾板を透かし見ると、家の中の傷跡までもが、
なにかのしるしのようによみがえってくる。

いつどこで撮られたのか定かではない場所から、
たくさんの見知らぬ人々のまなざしが、こちらを見据えている。
ぼくはその乾板を受け取り、一冊の本を作ってみることにした。

小島という名の島。

祖母が生まれた時、100人以上もの人々が住んでいた。
周囲800メートルの小さな世界。
今は10人ほどの人が静かに暮らしている。
祖母がかつて見た風景の中を訪ね歩く。

街のなかの小さな古書店を舞台に、
古い記憶を寄せ集めた箱庭の世界をつくりあげる。

1つの島と一軒の家と一冊の本をめぐる展覧会。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〈ご挨拶〉

広尾の古書店・古書一路では、2月23日(土)より3月30日(日)まで、高田
洋三による個展『箱の島』を開催致します。

高田洋三は、巨大な風力発電装置や、閉鎖型生態系シミュレーション施設など、
今日のテクノロジーによって改変され、もしくは新たに生み出された、美しさ
と危うさの共存する近未来的な風景や環境を、冷静な距離感で撮影したシリー
ズ作品によって注目を集める写真家です。

久しぶりの個展となる今回の展覧会『箱の島』では、自らの個人的なルーツに
まなざしを向け、写真というメディアによって、失われた祖父母の記憶を新た
な形で甦らせます。

写真と古書による、ささやかながら、意欲的なコラボレーションの試みです。
お忙しい時期とは存じますが、この機会にぜひご高覧いただければ幸いです。

古書一路

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

●高田洋三 個展 『箱の島』
●● 
●開催概要

会 期:2008年2月23日(土)3月30日(日)期間中の金・土・日のみOPEN
 ※3月7日(金)、8日(土)はお休み

時 間:13:0019:00

会 場:古書一路 東京都渋谷区広尾3813 ハイツヒロオ102号
HP:http://home.k01.itscom.net/ichiro/ 

日比谷線「広尾」駅より徒歩10分
都バス・渋谷駅発日赤医療センター行き「東京女学館前」 
下車徒歩3分

入 場:無料(トークイベントは有料)

お問い合わせ:古書一路(堀江)TEL/FAX:03-3406-6645 
 E-mail:kosho-ichiro@e08.itscom.net
高田洋三 HP:http://sheepphoto.com/ 

■主催:古書一路
■企画協力:現代美術製作所 曽我高明

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

★高田洋三・トークイベント 3月14日(金)19:00

 会場:古書一路
 ゲスト:近藤ヒデノリ(Tokyo Source編集長)
参加費:500円(ワンドリンク付き) 
お申し込み:古書一路(堀江) TEL/FAX:03-3406-6645 
E-mail:kosho-ichiro@e08.itscom.net

 Tokyo Source:未来を面白くする「源:source」である、同時代の新しい
表現者を発掘し、紹介するプロジェクト。100人の表現者をインタビューし、
ウェブ上で公開中。2008年春、書籍化が決定。
HP:http://www.tokyo-source.com/

===================================

★ 3月9日(日)はThank you @rtの日!

当日は先着10名の方に、アーティストお手製の「羊クッキー」をプレゼント。
また、店内の古書をすべて1割引きで販売いたします。 

39アートの日 公式HP:http://www.39art.com/

===================================