第1回 きりこづくりワークショップin近江八幡 開催!!

AAFで知り合った仙台のアートNPO「ENVISI」が、去年の夏に「きりこ通りプロジェクト」を実施した、宮城県南三陸町のまちなみが、3.11の津波で、多くの人命とともに失われてしまいました。

 南三陸町でのENVISIの活動「生きる博覧会」HP

 「生きる博覧会2010」報告会(2010年11月)の映像
 (アサヒ・アート・フェスティバル2011報告会)

 南三陸町で支援活動を行うENVISI代表吉川さんの話
 (報告:アートラボ・オーバ+門脇篤)

 震災で失われた南三陸町のまちなみ(Google Map)

ENVISIの代表である吉川由美さんたちの呼びかけにより、被災された皆さんを元気づける支援活動のひとつとして、昨年夏の「生きる博覧会」でおこなわれた「きりこ通りプロジェクト」を活かし、全国の南三陸町を応援したい人たちが「きりこ」をつくって、「きりこ」とともに復興への願いを被災地に届ける、ということが行われています。

愛知・名古屋市長者町 4/23
長野・長野市 4/29
宮城・南三陸町 6/4
東京・浅草 6/18
京都・大山崎町 7/23

AAFを通じて東北とご縁がつながったこともあり、私たち近江八幡市民も、きりこで南三陸を応援しよう!と呼びかけ、NPO法人近江八幡市中間支援センターを中心に、市内の各コミュニティーセンターなどで「きりこづくりワークショップin近江八幡」を開催することになりました。

そして、震災からちょうど4ヶ月めとなる7月11日、近江八幡市立マルチメディアセンターで、第1回のきりこづくりワークショップin近江八幡を実施しました。

AAFネットワークを通じてお借りした去年のきりこ通りプロジェクトのスライドや、震災後の南三陸のルポ映像などをみんなで鑑賞したあと、南三陸町でENVISIさんたちが開催しておられた追悼集会「南三陸の海に思いを届けよう」のUstream中継を流し、現地にさまざまな思いを馳せながら、みんなで「きりこ」をつくりました。

14時46分には、手を止めて、みんなで黙祷をしました。

南三陸から流れてくる美しいクラシックの音色に耳を傾けながら、コツコツと和紙に思いを刻んでいく作業は、ことのほか気持ちのよいもので、参加者は時間を忘れてきりこづくりに没頭していました。

当日の様子(ちゅーはちブログ)

ワークショップの様子(Ustream録画)
ワークショップ後の話し合いの様子(Ustream録画)