修学旅行生訪問

最近の修学旅行生は、ただ観光名所を訪れるだけでなく、社会科見学を兼ねているような、事務所訪問だったり、NPO/NGO訪問のようなことをするようです。そんなことで、地球・人間環境フォーラムにもたまに「修学旅行で東京に行くのだが、その時訪問して活動を見学できないか」というような問い合わせがきます。

先週13日には、久しぶりに高校生の訪問がありました。島根県の高校生女子7名。大体、最近はみなインターネットで情報収集をするので、当フォーラムに一般の人が関心を示すのが、比較的わかりやすい「リユースカップ」の取組み。しかし、残念ながらリユースカップの担当者は都合が悪かったので、急遽私が担当し、森林問題などを中心に話をしました。最近活用しているのが「フェアウッド・クイズ」という、森と私たちの暮らしに関する簡単なクイズ。あとは、団体の概要などを話しました。

環境問題を常に考えていない人と話すのは新鮮です。フェアウッド・クイズも作っている方は、比較的簡単と思ってますが、正解率は意外と低かったりします(例えば、「日本の国土面積の森林の割合は?」)高校生だからということもあるかもしれないけれど、「生物多様性」「COP10」などという言葉は聞いたことがない、ということでした。ごく普通の人はそんなものなのかもしれません。

リユースカップも見たことがないというので、紹介。プラスチックのカップにハートのマークが描かれていて、女子高生には「かわいい!」と人気でした。そのリユースカップと記念写真を撮りました。

神戸訪問

15日には急遽神戸で開催されている「神戸生物多様性国際対話」に出席しているIUCNのジョシュア・ビショップ氏の取材に行きました。日帰りという強行。お昼休みに少しだけ時間をもらいお話を聞きました。このインタビュー記事は来月のグローバルネットで紹介の予定です。

関西には滅多に行きませんが、やはり東京よりは人口が少ない感じがしました。会場はホテルオークラ神戸でしたが、この立地も繁華街から離れたところにあるからか、心なしか出席者も少ないような気がしました。(亜)