第5期第2回文マネ講座の報告

第5期第2回文マネ講座は、2月2日(土)午前に文化庁文化財部参事官(建造物担当)付参事官補佐の井上敏昭さんから登録文化財を中心に「文化財保護法」についてお話を伺いました。東日本大震災の建物被災の状況なども併せて講義いただきました。
午後からは、京都工芸繊維大学の 矢ヶ崎善太郎准教授から「住宅建築」として住宅建築の変遷を押さえながら、明治から大正昭和に隆盛を極めた数寄屋建築を中心に講義を受けました。数寄屋建築には庭が重要な役割を果たしているとのお話が有り、それを受ける形で、京都造形芸術大学の 仲隆裕教授から「庭園の様式」の講義を行っていただきました。
朝の10時から夕方の17時までの丸一日の内容のある講義で受講者のお一人は思わず「中身が濃いいな」と感想を述べられていました。これからこんな講義が続きます。文マネ通信の編集に向けた班の打合せも活発で、事務局としてもサポーターと一緒に喜んでいます。 (白)