日本だと10億円くらいまでは,Dropboxが良い

NPOのファウンデーションは机の引き出しから始まる.
米国の財団の経営者が纏う”風”を求めて旅していたとき,
何度か出会った話.

数億円の事業規模くらいまでは,机の引き出し1つが財団の事務所というわけ.
要は片手間で,時には”こっそり”はじまる.
なんとも素敵な話だ.かつ,実に合理的.
個人的に共感度大のTidesなんかもそうだったと記憶している.
http://www.tides.org/

日本だと10億円くらいまでは,PCのフォルダだったり,Dropboxだったりが良い.
今風にアレンジするとね,
そうしないと採算がとれない.
単純な,かつ最も合理的な理由.
10億を5%で運用できたとして5000万円/年.
その10%がファンドの収入に出来るから,500万/年.
やっと1人分の人件費になるかどうか.

これまでは,この話をしても全く理解されなかったけれど,最近は,なるほどと理解していただける方が出てきた.
持続可能とか,経営効率を普通に考えると,自ずと,この答えしかない.