10秒の言葉でできる 一人小話ボランティア

こんにちは。

小噺の地域ボランティアは回数を1回1回重ねて
依頼をいただいた回数が
前回で、300回を通過しました。
300回目は、市内の空き家を改装して作られた
交流サロン「おむすびハウス」
開いて2日目でしたが、こども達や20名を超えるご近所の方が
見えました。
ありがたい。ありがたい。
市内には空き家が千戸を超えるそうですが
そんな素敵な活用が広がるといいですね。
サロンを支える母体もできて、これからが楽しみです。

毎日笑って 毎日笑顔! いいと思いませんか?

小噺に親しむのも そのための1つの選択肢。
やり始めると、「な〜んだ、それほど難しいと思わなくていいんだ。」とわかります。
なんでもそうですが、
難しいと思うと 笑えません。楽しそうに、やってみる・・・ただそれだけで
一人1つのボランティアになってしまいます。
な〜んだ、と気づいた方は ・・・ 実践しましょう。

ところで、以前、2年ほど毎月1回通わせていただいた高齢者デイサービス施設が
ありました。
それから 2年ほどお休みをして、来月から再開が決まっています。
1つ興味深いお話を聞きました。

休んでいる間、スタッフさんがたとえば小噺で
「お母ちゃ〜ん、パンツやぶれた〜」と言うと
利用者さんから「またかい。」という返事が返ってきたり
「お姉さん、粋だね〜」と言うと
「かえりです。」
同様に 下の句を嬉しそうに返してくれたそうです。
もちろん 毎回笑いが広がります。

たった月1回 小噺の言葉あそびに接していただけですの利用者さんですが
前の楽しいこと 笑ったことは
頭のどこかに残っていて、引き出しを開けるきっかけの言葉さえかければ
ちゃんと 言葉が出てくるんだ〜と
私も嬉しい気持ちになりました。
私達がいない所で広がっっていく可能性を感じました。

それから 今まで使っていた小噺の資料を読むこともあったそうです。
つまり スタッフさんも見ているので
資料は簡単に使えて、活用可能ということ。
そうそう その調子で〜〜。
広げていただいて ありがたい。ありがたい。
実は そこを期待していました。
私達の活動には限界がありますから
依存しないで、自立して使えることが1番。
きっと スタッフさんは
「こんな風に使ってみれば もっと日常でも使えそう。」と
感じてくれたことでしょう。
来月の再会を 楽しみにしています。

11月は、年に1度の江戸小噺笑い広げ鯛の発表会。
25名前後の出演になりそうです。
8月にアメリカから来日した、ICU留学生Jさん。
日本語の小噺、1分弱。1つ いっしょう縣命に覚えています。

11月18日(土)開場 午後12時半 開演13時〜15時半
会場は 三鷹駅前コミュニティセンター 地下大会議室になります。
市外の方も お時間ありましたら、ご来場をお待ちしています。
JR三鷹駅南口から 徒歩10分くらいです。
直接会場へお越しください。 無料です。

また、鯛員の中でも だんだん長い噺をやりたいという声が
上ってきて、
12月10日(日)第3回 北野寄席の準備も進行中。
同じ地域の方のための地域寄席の開催は ありがたいことです。
地元の方の色物出演とお手伝いをして下さる方もいます。
会場が とても暖かい空気に包まれます。

今留学生さんが覚えている小噺「景気」 続編も含めて どうぞ〜〜!
あなたも 1〜3行覚えて 誰かにささやいてみてください。

言葉あそび 「景 気」 
○「景気が悪くなってきましたが、
お坊さん 景気はどうですか?」 ●「ぼちぼちです。」
○「大工さん 景気はどうですか?」●「とんとんです。」
○「左官やさん 景気はどうですか?」●「べたべたです。」 

「そば屋さん 景気はどうですか?」「もりもり。」
「水道やさん 景気はどうですか?」「ちょろちょろ。」
「弁当やさん 景気はどうですか?」「ほっかほっか。」
「時計やさん 景気はどうですか?」「こちこち。」
「落語家さん 景気はどうですか?」「おちおち。」
「麹やさん 景気はどうですか?」「かすかす。」

「花屋さん 景気はどうですか?」「らんらん。」
「海の家さん 景気はどうですか?」「うきうき。」
「運転手さん 景気はどうですか?」「のろのろ。」
「古着屋さん 景気はどうですか?」「ぼろぼろ。」
「とんかつ屋さん 景気はどうですか?」「かつかつ。」
「印刷屋さん 景気はどうですか?」「すれすれ。」

「塾の先生 景気はどうですか?」「ぐんぐん。」
「酒屋さん 景気はどうですか?」「ふらふら。」
「のこぎり屋さん 景気はどうですか?」「ぎりぎり。」
「番台のお姉さん 景気はどうですか?」「ぬくぬく。」
「アメリカのお母さん 景気はどうですか?」「まぁまぁ。」

アメリカ人のJさんが、最後の1行をオチでいう所が 粋だね〜!?

なお、小噺「景気」は先日、八王子市内の小学校で
児童文化の研究授業として 活用されました。
たくさん おのまとぺの言葉を集めておいて
ことも達に 作ってもらいます。
面白いのが 出来ました。
「パイロットさん 景気はどうですか?」「上がったり 下がったり」
う〜ん 座布団2枚!
創作も 楽しめます!

10秒ボランティア、やってみませんか?

おあとが よろしいようで。