【言葉】から広げる「平和」な心〜江戸小噺ありき

社会の流れに危機感を感じる中、
平和を願う たくさんの声。平和を願う鐘の音。
戦わない生き方は 言葉を大切に扱う気持ちの中にある
そう感じながら・・。

さて、昨日ある女性に
「江戸小噺がお好きだから やっているんですね。」
そう言われて
自分の中に その言葉と自分の思いとのずれを感じました。
別の男性には
「使命感でしょう。」
それも もう1つ どこか思いを含みきれない感があり。

言葉の表現って 
相手には その人の経験値というフィルターを通しての解釈がありますから
正しく伝えようとすると 難しいものですね。
縁を結ぶ会話の量も 欠かせません。
なにより 自分が自分の思いをちゃんとわかっていないと 
言葉は 伝えられません。

でも そう思いながら、1つ気づきました。
わたしは 江戸小噺だけでなくて 日本語のこの「言葉」が好きなんだと。
人と同じで 欠点もあれば いい点もある言葉。
だからこそ・・・
江戸小噺の笑いの中で、
今、平和への言葉を 広げたいと 思っています。
 
悪口を言うのも 言葉。 
 続くと 欠点探しの習慣がつきます。
人をだますのも 言葉。 
 続くと 正直さを失い 背中合わせの分断の関係ができます。
大喧嘩をするのも 言葉。 
 続くと 戦争が起こります。 
多くの人が 傷つくことになる言葉。

一方で 言葉は人を幸せで包む可能性を含んでいて・・・

欠点や失敗を理解するのも 言葉。
 続くと 他者理解と信頼関係が深まります。
人に明るい挨拶をし、今のがんばりを認め合うのも 言葉。
 続くと つながりに安心して 明日もがんばれる勇気が生まれます。
同じ夢に向かって 手を取り合うのも 言葉。
 続くと 平和な未来への道が見えてきます。
多くの人の協力で 平和な社会が続くでしょう。

言葉は、自分の口が発するもの。
どちらの言葉を選ぶかは いつも 自分の心が決めています。

先日 江戸小噺を楽しむ会のはじめの1っ歩の時期からの
応援者Bさんが 随分古い記事のコピーを持って来てくれました。

【 江戸こころ10カ条 】

一、この世にいらない人はいない みんな大事な人なんだ。
一、一人ひとりが主人公 人と同じでなくていい。
一、生きているものは 仲間だよ。

一、「おかげさま」で生きています。人にも物にも 丁寧に。
一、「こんにちは」あいさつは、してもされても いい気持ち。
一、いじめない・いじわるしない・いばらない。

一、いのちが大切。からだが大切。 早寝・早起き・朝ごはん。
一、だれも一人じゃ 生きられない。「おたがいさま」でたすけあい。

一、「ごめんなさい」素直な気持ちで、また 仲良しに。
一、「ありがとう」はいい言葉。いい事いっぱい やってくる。

これらの言葉の根底には 沢山の戦を乗り越えて
平和を願い続ける 江戸時代の人々の思いがあったと思います。
だから わたしたちが 江戸庶民に広がった 江戸小噺を口にしてみる。
そのことは ・・・
江戸庶民の思いやりの心を感じて、受け取って
今の自分の心として生きていく きっかけをくれる言葉
なんだと思います。
あなたは どう思われますか。

平和を広げる言葉を口にする 責任を持って、選択をしましょう〜♪
10年後の笑顔の未来のために。
わたしも あなたも ご一緒に。