子どもの安全について

最近も子どもの連れ去り事件などが
報道されているので
保護者の皆さんの不安感が高まっていることでしょう

当会の「CEP親子の安全ワークショップ」は
保護者の送り迎えがなくなり
子どもだけで通学するようになる
年長児や新1年生と保護者を対象にし

また「CEP子どもの安全トレーニング」は
学校帰りの時間が遅くなる
学童クラブや放課後クラブの子どもを
対象にすることが多くなっています

これまで数100回も実施して
たくさんの子ども達に会ってきましたが
本当に子どもは純真ですから
悪い大人には小学校高学年や中学生でも
騙されてしまうことが珍しくありません

こういった予防教育は1度やれば
すぐ効果が出るという訳ではありません

何度でも繰り返しトレーニングをすることが
大切だとおもいます

それは子どもたちに刷り込まれている
道徳的な教育
例えば、しらない人にも挨拶しましょうとか
しらない人にも親切にしましょうとか
そういう教えと矛盾するようなことを
理解しなければならないので
単純ではありません

一方でそういう道徳観も育てながら
また一方では危険から自分自身を守る危機回避の力も
育てるということは大人にとっても難しいことですが
それは理屈で説得するのではなく
ロールプレイの体験学習で
子どもの感覚に訴える方法が有効だと考えています

<コブシの花が咲いていました>