不登校の親子をサポートする連続講演会

第8回開催しました
テーマ 「人間関係能力と不登校」
講師 岸田博氏(岸田カウンセリング研究所長)

人間の能力は
生まれてから努力などで獲得する理性や知性と
命と一緒にもらってくる感性とがある。

学校教育や精神分析などは知の世界であり
家庭では感性=情の世界が大切なはずだが
最近の傾向では家庭までが
知の世界に傾きすぎているのではないか

その結果子どもには非常に圧迫感があり
元気な笑顔が失われてしまうことにもなる
知の世界では相手は変わらない
人間関係の基本は情の世界
親子関係ではそのことを忘れないで
子どもをあたたかく包んであげる環境を
作ることが必要であるなど・・・・・

参加した保護者からは
「目の前の出来事ばかりに頭がいってました
もっと大事なことがあるって事に気がつきました
なんだかほっとしています」

「結論は出るもので出すものではないという事
今まで以上に子どもに関わりこれから豊かな
人間関係を作っていけるよう心から支えてあげたい」

「今まで親の立場でしか子どもに伝えていなかったなと
感じました」

岸田先生には昨年もお願いしましたが
いつも目の前の不登校のことだけに
目を奪われ心をあせらせている保護者の皆さんに
深呼吸して落ち着いて広い視野から
親子関係を見直すように
知性と感性や文化文明の話から
少しづつ私たちの日常につながるお話を
していただき深いメッセージが伝えられました