9月に入りましたね。

夏が終わり、これからは夏の活動をふりかえり、みんなで共有していきたいと考えています。

さて、この夏はお出かけ企画とともに、‘調理’と‘お風呂’の練習を目的とした「生活体験」にも取り組んできました。
NPOあとからゆっくりの会員さんで、中高生を対象とした企画として昨年度より実施しています(ボランティアOBOGの有志で始めた企画です)。

子どもさんが思春期の時期を迎え、特に男の子どもさんが母親とお風呂に一緒に入らざるを得ない状況があり、その負担感を軽減するためと、子ども自身が、「してもらう」対象から、練習を重ねる中で、自分のことや身体について理解し、取り組んできたことが少しでもそれぞれの身になることができればと始めました。

今年は、夕食メニューを自分たちで決め、買い出しから行いましたが、人に決められるよりも自分でまず決めることからのスタートだったため、そのあとの買い出し、調理等の行程がいつもよりスムーズに行えたように感じました。

お風呂も回数を重ねる中で、落ち着いて入浴でき、自分の洗いにくいところがわかり、どういう方法で洗うのかを支援者のやり方を見たり、周りの声かけなどによってできることも増えてきました。

お風呂は、地域の銭湯を利用しています。そこの番台の方と今回いろいろと話ができ、気持ちよく利用させてもらっています。ありがたいなと感じています。なかなか環境面のこと(送迎や開催場所の確保の問題)で、定期的に開催することは難しいですが、途絶えないように、回数は少ないですが今後も行っていけるように検討していきたいです。

おおつか