悲しい出来事

また悲しい事件が発生した。4月16日の月曜日大阪市内で73歳の父親が32歳の息子さんを絞殺するという事件だ。息子さんが仕事をしない、借金ばかりして金を無心し、ガラスを割ったり暴力を振るったりと近くの警察署に5回も相談していた矢先の事件らしい。息子さんを説教しているうち口論になり、「泣きながら、ごめんな、おれも後から逝くからと言いながら首を絞め、自分も死のうとしたが死にきれなかった」と供述したとのこと。
 説教して説得できると思ったのだろうか? 親御さんも大変高齢で本当に息子さんのことで悩み、苦しんでいたに違いないと思いますが、殺すことはなかったのではないかと非常に残念でなりません。
 事件の前に警察から被害届けを出すように指導されたらしいが、提出しなかったらしい。別々に暮らすとか他に方法がなかったのだろうか、また警察以外に相談するところがなかったのだろうか? 高齢化するひきこもりの家族の悲劇をどうしたら防ぐことができるのか、この事件は私達家族に問いかけている。