食育はどんどん進んで、いじめ対策は進まないわけ

こんにちは。
渡辺由美子@有限会社WAFFLE@キープラ社会貢献事業部です。

私が関わっていた仕事の第一弾がリリースされました。
こんどPRさせていただきますね。

12月2日はキープラネットの望年会が開かれます。
これは会員のみの参加なのですが、
「とにかく今年はすごいから、こなきゃダメ!!」
と代表からも言われておりまして
楽しみにしています。
その様子は、またブログで紹介させていただきますね。

望年会には、必ずもって行かなきゃいけないものがあって
それは
「夢」

私の夢は、やっぱりこどもたちが育ちやすい社会になることです。

ということで、今日もまた、気になるこども関連のニュースをチェック!

政府の教育再生会議で「いじめ問題への緊急提言」が出されましたが、
目玉の出席停止は最後の段階ではずされたようですね。

いろいろ理由はあるのでしょうが、
自殺するほど困っているこどもがいるんだから、
緊急避難としても、いじめている子を出席停止にすることは
当然あるべきじゃないかと、私は思うんですが。

出席停止を好まない方の意見の大勢は
「いじめをする子は家庭にも問題があるので、その受け皿がなくなる」
ということだそうですが・・・・・

自殺したこどもをいじめた子が、親子であやまりに行ったりしているんですから
そういうことばかりじゃないだろうとも思いますが。

出席停止で「ガ〜ン」とショックを受けて
目をさましたほうが良いんじゃなかろうかと思います。

「容易に出席停止を認めると、先生の逃げ道になる」
とかいう心配もあるようで、そんな先生じゃ困るんですけどね。

いじめに加担した先生、いじめを放置した先生への懲罰は
明記されているようなので、当然といえば当然ですが
厳格に運用されることを望みます。

その一方

「うま味」テーマのテキスト&授業で食育推進

こんな話もありますね。

「食育」というテーマは、小学校でもものすごく取り上げられていて
私のこどもの学校でも、区が作ったDVDが回ってきたりしました。

有名男優さんが出ていてびっくり。それが結構お年を召した方で
こどもは全然知らないので、これでギャラがでているとしたら
もったいないなぁと思いました。
友情出演なら大歓迎ですが(%ニコ女%)

いじめに関しては、問題が問題だけになかなか進まないわけですが、
その反面、食育に関しては、あの手、この手でどんどんいろいろな教材が
出来たり、企業参加の授業が進んだり。

なんでこんなに違いがあるのかというと、
食育のほうは食品メーカーなど企業がたくさん参加しているからです。
それも単なる「宣伝」ではなく、きちんと日本のこどもの将来を考え
社会貢献事業として、自社の範疇でできることをやっている。
調査や研究の費用も企業が負担してくれるわけです。

だから、食育はものすごいスピードで進んでいます。

いじめに関しては、企業が積極的に取り組みづらい問題で
あるわけで、こういう部分に政府が集中的に予算を配置するとか、
経団連に協力を求めるとか、そういうことができるといいですよね。

いじめっ子を別の教室で指導するにしても、
ボランティアをさせるにしても、その指導教官とか
ボランティアのコーディネーターとか、
仕事は増えるわけで、人手も必要ですからね。

いじめ対策を考えるにしても、それを教材にするにしても
お金はかかりますからね。

さらに言えば、「スクールカウンセラーで対応している」
ということですが、
まだまだ全然足りませんよね。

うちの学校には
週1回だけです。

現在1.8校に1人配置と言っていましたが、
それはどういう基準なんでしょう?

ず〜と学校にいるわけではなくて、
週1回くるだけでも
カウントされているんでしょうか?

「相談時間は15分以内」
なんていうカウンセラーは、カウンセラーの意味を
なさないわけで、そういう部分でも
お金は全然足りないと思います。

言葉だけでなく、
予算配置がどうなるかを大いに期待したいところです。

ちなみに、あのタウンミーティングは
1回900万円かかっていたそうで、
もう、本当にもったいないですよね。

スクールカウンセラーの日給を2万円としても
450日分、
もったいないなぁ。