ピンチをチャンスに

なまくるの岡澤です。

7月9日、東京新聞に「全原発停止に現実味」のタイトルが踊る。
このピンチをチャンスにして、壮大な国を挙げての実験にしようよ。民間の自家発電を国が応援して総動員し、何処までやれるか試すには、又とない良い機会だ。

国民も、これなら節電にも多少の値上げにも覚悟して工夫します。こんな良い機会は千年に一度です。日本が世界に向って自信を取戻せるチャンスだと思う。

原発は10万年先の子孫にまで、核のゴミを始末できないで残すのです。「私達は微力ですが、無力ではない。」

ICRP国際放射線科学委員会は、国際なんて名乗るので皆が信用しているが、本当はアメリカよりの機関で、世界に信用あるのはECRRヨーロッパ放射線リスク委員会です。

2003年に発表された1989年までの被ばく者の実態調査の数値を比べてみてください。

ICRP ガン死 1,173,000 全ガン 2,350,000
 小児死 0 胎児 0

ECRR ガン死 61,619,512 全ガン 123,239,024
 小児死 1,600,000 胎児 1,880,000

私達は当然放射線の影響を重ねて考えるので、現状の原子力政策は、人類全体にとって、まさに死に至る虚構である事を意味し、言葉を失います。マスコミは殆どがICRP寄りで到底信じられない。

ドイツは500億ユーロで高速増殖炉を作り、一度も動かさないで公園にしたのです。もんじゅも六ヶ所再処理工場も、世界中の老若男女が集い、笑いさざめく、楽しい国定公園にして、子孫に記念碑で残しましょう。

40年を過ぎた原発を閉鎖すると、周辺のガンや白血病は激減するのです。論より証拠。米国ハンフオードでのお話。

是を書いた肥田舜太郎さん(元広島陸軍病院軍医、94歳)の講演会が東京で有ります。3万人の被ばく者を診療した稀有の医聖です。是非聞いてください。

■放射線から命を守るには——内部被曝の脅威
http://www.tabemonotuushin.co.jp/information.php