「こども旅館」づくり1日目①

昨日までの雨がうそのように晴れ上がった空の下、東鳴子温泉へとやってまいりました、門脇です。
7月31日からほぼ8月いっぱいの間行われる「鳴子御殿湯こども旅館」。その会場となる勘七湯別館です。
もうすでに旅館従業員のみなさんの手で掃除が始まってますね。掃除機の音が聞こえてきます。

本館がメインで営業されており、この別館はほぼ使われていない状態。
そこで2007年から「GOTEN GOTEN アート湯治祭」のアート会場として使わせていただいたのがきっかけで、今回はとうとう「こども旅館」に。
ということでまずは掃除です。

でもこうして掃除すると、その場所のことがよくわかるというか、いろんな感覚を使って「見る」ようになるというか、本当にいいことですね。きれいになるし。

お昼は厨房で女将さんや従業員のみなさんとおそば。
まだみなさん、「うすうすはわかりますが、実は勘七湯ご主人の高橋聖也さんからは何にも聞いてない状態」だったそうで、お昼はランチミーティングの場に。
「じゃあこうしたらいかがですか」と、お仕事体験でかなり画期的なアイデアが出てきたり、「流しそうめんやったらどうでしょう」など非常にみなさんクリエイティブ。

午後からは「なるみストアー」さんに立ち寄って「ごてんゆチャンネル」の収録(こちら)を行うとともに、「こども旅館」内に設置予定の「なるみレーシングサーキット」をお借りしました。
なんでもこの「なるみストアー」さん、今は東鳴子の土産物屋さんとしておいしいお菓子や山の幸などが並んでいますが、ミニ四駆がはやった一時期は、直接買い付けをしていたそうで、遠方からもこどもたちがミニ四駆目当てにやって来て、店の半分がおもちゃコーナーだったとか。そのときのコースが倉庫で眠っているという話を先日聞き、「こども旅館」に、と思ったわけです。

(つづく)