■【高坂光尚ワークショップ シャボン玉HOLYDAY】 とかち帯広

田園都市のコンテンポラリーアート2007 雪と風の器
創るシリーズ⑥

■ 【高坂光尚ワークショップ シャボン玉HOLYDAY】

日 時:7月22日(日)11:00〜16:00
会 場:オビヒロホコテン(北海道帯広市西2条南9丁目付近路上)
講 師:高坂光尚(アートカフェFLOWMOTION代表)
参加料:無料

主催:とかちのアートを考える会、デメーテル学校運営会
共催:十勝毎日新聞社
協力:FLOWMOTION、オビヒロホコテン
特別協賛:アサヒビール株式会社
助成:財団法人アサヒビール芸術文化財団

・お問い合わせ・
《FLOWMOTION(フローモーション)》
080-0015 帯広市西5条南13丁目 tel.0155-21-5506

はかなきもの、たとえればそれは「シャボン玉」。現れてはすぐに消えてしまう重さのない球体。薄い皮膜を通して世界を見透かす光の泡。江戸時代には行商が各地をま
わって大流行し、300年にわたり人々に親しまれてきました。このシャボン玉を使ってアートを試みようというのが、今回のワークショップです。

「美しいからこそ、不意に消えてしまう瞬間に言い知れぬ想いを抱いてしまうのでしょうね。今回、お渡しするシャボン液の入った紙コップには、さまざまなメッセージが添付されています。そのメッセージを足掛かりに、自らの空想で思い想いにシャボン玉を飛ばして下さいませね」。講師の高坂さんはそう語っています。

ふう〜ッと息を吹き込む時、ふわふわと中空をさまよう時、そして跡形もなく消滅する最後の一瞬。その、ほんのわずかの短い時間、一人ひとりの目の前で一人ひとりのイメージが生まれ消えてゆきます。イメージを作り上げることがアートであるとするなら、シャボン玉は人々のイメージ生成のためのうたかたの装置となるのです。うららかな日曜日の歩行者天国を会場にきままに浮遊するシャボン玉が、夢と現実の交差するはかなくも幸福なひとときへと誘います。

◎講師略歴:高坂光尚(たかさかみつひろ)
1972年生まれ、帯広在住。2002年に帯広で開催された「とかち国際現代アート 展 デ
メーテル」にボランティアスタッフとして参加。同年「 アートカフェFLOWMOTION」
を設立し、帯広のアートの拠点として運営している。近年は若手作家の活動支援など
も行う一方、自らも制作活動を行う。個展は「NCアートギャラリー(2002)」以降帯広
市内にて毎年開催。年アサヒ・アート・フェスティバル実行委員。