さくらびレポート197:気持ちを色と形で見えるようにする=表現!!

1年生の美術の授業中。

信じられないくらい、静かです・・・・・。別に静かにしろ!とか、集中しろ!とか言っていませんよ。ましてや、私が強圧的に威圧しているわけでもありません。

とにかく、一年生は、集中して絵画表現に取り組む生徒が多いのです。男子も女子もです。絵が好きなんでしょうね。

オレンジのグラデーションが自分の気持ちを表す色と形である、と自ら確信し、実際に塗っています。

自分が今やりたいことをやる。このシンプルなことが実は一番大事なのではないでしょうか。逆に、やりたくないことはやらない。これも重要。一番良くないことは、やりたくもないことを我慢してやること。これを続けていると、自分が一体、本当は何をしたいのかわからない大人になってしまいます。

学校教育では、得てして、我慢できる子供を良い子供と見ているような気がします。これが一番良くない!!!我慢なんてさせてはいけないのです。少しでも、わくわくどきどきさせて、自分から行動できるように手立てを考えること、それがプロとしての教師集団の実力の見せ所なのです。本当は・・・・。

ですから、今日この授業で集中している姿を見せてくれた1年生には、我慢して絵を書いているような生徒は一人もいなかったことを祈るばかりです・・・・・。

きっとそうですよね。