たくさんあった「福」

週末にはいろいろなことがありましたが、まずは土曜日の亀戸まち歩きワークショップから。

「亀戸のまちで遊ぼう!」では、私たち亀戸サポーターと芝浦工大の学生さん、一般参加者の総勢30名が7つのチームに分かれて、亀戸の街の中で「福」をさがすというゲームを行いました。
なぜ「福」かというと、亀戸には神社仏閣が多く、七福神もあり、「亀」という縁起のいい生き物が街のシンボルで、以前は「副都心」という計画もあった。というわけで、街の中には「福」を感じるモニュメントや人、風景がたくさんあるはず。それをみんなで探そう、というわけです。

7つのチームに分かれたのは、もちろん、七福神にちなんでのこと。くじ引きの結果、私は、布袋チームになったけど、メタボリックなところが他人とは思えない……。
同じチームには、芝浦工大の女子学生、保険事務所に勤めている年配の方、小学校4年の女の子のゆうかちゃん。4〜5丁目の商店街や亀戸水神の周りを歩いて、「福」探しをしました。
その結果見つかった「福」は、
・商店街の酒屋さんが独自にラベルを作って売っているお酒「亀の井戸」(亀はおめでたいので福)
・8丁目8番地の8号の住所の歯(8)医者さん(8並びで末広がり)
・水神駅そばの駄菓子屋の86歳のおばあちゃん(長寿にあやかれる)
・七福タクシーのビル
・金鶴荘というアパート
・道を歩いていた88歳の小物作りのおばあちゃん(大正8年生まれ)
・長寿庵という蕎麦屋の前にあった狸
です。

とにかく、この福を探すために、小学生のゆうかちゃんが大活躍。子どもの目線で街を見ると、おもしろいものが見つかるものですね。

そして、この福のポラロイド写真にキャッチコピーのような文章をつけて、カルタのようなものを作りました。
例えば、「8丁目8番地8号は、末広がりの歯医者さん」「駄菓子屋の八木さんは86歳、みんな知ってる亀戸のババ(最初は母の予定が、ゆうかちゃんの意見でババに)」といったように。
49枚の写真がカルタのように出来上がって、最後はその札を読み上げて取り合うというゲームを行いました。これがかなり盛り上がったんです。

今、遊びといえば、お金を使って大きな繁華街に出かけたり、ものを買ったりすることがほとんどですが、お金を使わなくても、自分の街でこういう遊びができるんですね。
街歩きはいつもやっているけど、知らない人と組になって一緒にやるのも楽しかったです。

また、こういうイベントがあったら、参加したい!
というよりも、自分でどんどん企画して実行していきたいと思っています。

遊びに夢中で写真がなくてごめんなさい。