我が街のチョイワルおやじ

まだまだ、寒い日が続いていますが、3月です。
春になったら、ぜひこれを体験してほしい、というものが、横十間川親水公園の和船です。
今の季節は毎週水曜日の午前中に、公園のほぼ中央から小名木川の手前まで、こうして櫓漕ぎの和船に、無料で乗ることができます。
舟をこいでいるのは、和船友の会のメンバーで、かつて海や川で船頭として活躍していた熟練の方々です。
江東区がモニュメントとして和船を作ったときに、それだけではもったいない、ぜひ運航させるべきだと集まってきた人たちです。昔取った杵柄で、櫓漕ぎの文化を後世に残すとともに、江東区の名物としてこうして舟をこいでいます。
今この会には、若い人たちも入会していて、その文化をしっかりと先輩たちから習っています。この和船の会は、私が常々「かっこいいな〜」と思っている会で、私に言わせれもこういう人たちが「チョイワルおやじ」なんです。

ちなみに、写真の中で舟をこいでいる人は、この会の最高齢の90歳の方です。
その元気をもらいたいぐらいですね。
この会の成り立ちのいきさつや、メンバーそれぞれの船に対する「思い」については、「すなしま」第8号で書いていますので、興味がありましたらぜひ読んでください。

この公園の両側には、桜並木がありますので、お花見の季節にこの船に乗れたら、贅沢ですよね〜。