アフガニスタンで暮らし、そこに生きる人びとの現実の見つめながら思うこと。
支援活動を通じて、人びとに価値や意識を生み出すのが私たちNGOの役割だとすれば、これまでの救済を主眼とした支援活動の役割は縮小の傾向にあります。
これからは、人びとが寄り添って生きるうえで不可欠な“互いの信頼”や、生きることそのものに対する不安を解決する“自らの力への信頼”など、コミュニティビルディングをとおした自助自立の支援が必要となるのではないでしょうか。
長年にわたり争いの繰り返されてきたアフガニスタンで、人びとが支え合い、信じて生きてゆける新しい世界を、一日も早く感じることが出来るよう、これからも活動を続けます。